今日も酒を言い訳に。

メンヘラの恥ずかしい毎日

先生に嫌われる子

今思えば小学校1年生の担任にはいじめられていました。

担任の先生は私が入学する時にうちの小学校に来た人で、白いジャージの30ちょいくらいの女性。

あたしともう1人ターゲットがいて、2人をいじめていました。

例えば理不尽なことで掃除時間に怒られ、掃除時間の後の授業の間ずっと雑巾がけをさせられたり、「そんなんだから友達が居ないんです」と怒られたり、絵本を持っていくと先生が音読してくれる授業があって、私が持っていくと「自分で読んでね」と先生は宿題の丸つけをしました。もう1人のターゲットは図工で描いた絵に「こんな絵描くな」と言われ、画用紙を洗われていました。

泣きながら学校に行っていることに親が気づき、小学校の先生の所に話しをしに行ってくれました。その後先生が変わったかと言えば、そういうことはありませんでした。

その先生はその後7年くらいその小学校にいて、他の保護者からも学校に苦情が行ったり、友達がその先生のせいで学校に行けなくなったりしていました。

 

私は負けず嫌いでしたので

「そんなんだから友達が少ない」

と言われて腹が立ち、その後たくさん友達を作りました。小学校5年生まではかなり活発な方だったと思います。

でも、6年生になったあたりで、

「もう外で遊ぶのとかしんどいなぁ」

と思い始め、陰キャエスカレーターを昇ることとなりました。

 

中学に入った私はゴリゴリの陰キャで、ハイカーストの人とは話せませんでした。テストは全教科平均すると75点くらい。得意なのは社会と国語、足を引っ張ったのは数学。

別に校則を破ったり、やんちゃしたり、授業中に話したり、宿題をしなかったりする訳では無いのに、

「あの先生、あたしのこと嫌いなんだな」って先生は何人もいました。あれ、不思議ですよね。先生って、陰キャにめちゃ冷たいですよね。

高校を適度に破ってキャピキャピしている子が先生に好かれていましたね。あと運動ができる子。なんか色んなこと許されてましたよね。態度ちがったし。

先生のことは別に嫌いじゃなかったけど、嫌われてるとなんか嫌いだなって思えてきたし、学校は先生に好かれてないと不利益の多い場所でした。だから、なんとなく先生も学校もそんなに好きじゃありませんでした。

 

高校はいじめにあって、まともに通ってないので割愛。

 

大学は見事第一志望に合格。

バカなので無理だと思っていた大学に入れてかなり嬉しかったし、夢のようでした。

キャンパスライフはかなり楽しかったですね。自由だったし、先生もいい人ばかりでした。ゼミの先生のことは大好きで、こんなに先生を好きになることがあるんだなって思いました。

 

入社しました。

ついに先生がいなくなりました。

会社はすごくしんどい場所だと思っていましたが、毎日が割と楽しくて、もっと頑張ろうと思って過ごしています。

 

働き始めてから気づきました。先生って学校が好きな人がなるもんなんだなって。あたりまえなんだけど、今まで気づかなかった。で、あたしは学校が嫌いだったから、先生とは合わなくて当たり前なんだなって。

大学の先生が好きだったのは、あの人は教育学部を出て先生になったんじゃなくて、研究してる学者だからだと思います。

 

小学校、特に低学年では先生が言うことは絶対でした。女王のいる教室ってほどじゃないけど、先生が言うことは正しいって感じでしたよね、先生がルールでしたよね。

先生に気にいられないと、ダメだったんでしょうね。

中学は先生に気にいられないと、居ないものにされませんか?体育とか文化祭とかは顕著だったと思います。あたしっていてもいなくてもいいんだなって感じ強すぎ。

 

学校で生徒がすることは「勉強」でした。教科もそうだけど、人間関係とか、社会の仕組みとか色んな事を学ぶのが役割でした。

でも、そんなフワッとした役割は、いないものにされやすいのです。

私はずっと「そこに居なくてもいいんだよ」という雰囲気を感じていました。むしろ「いなくなれ」と言われていると感じる時もありました。

 

そう思うと仕事は楽です。役割があります。やらないといけないことをしていれば時間が過ぎるのです。学校ほど人間関係に気を使わなくて良いのです。(まぁ職種や業界にもよるんでしょうけど)

 

先生が嫌いでした。先生も私か嫌いでした。

あの頃机から見ていた先生が、どんな人間だなんて分かってませんでした。道徳感がしっかりある、まともな人で、この人がルールだとおもっていました。だから余計辛かった。この人に好かれない自分が悪いと思っていました。

 

小学校、中学や高校の多感な時期に出会う先生は大きな影響を持った人です。私を形成した一部と言っても過言ではありません。

だから先生に嫌われるような人間に生まれてきたこと、この歳になってもなやんでしまうんだと思います。こんなブログ書いちゃうくらいに。